
深商記念館


↑ 「スパイごっこ」ですか?
小春日和の祝日だった今日、秘書のはるに留守番をお願いして、とある歴史的
建造物の講演会に行ってきました。

↑ 埼玉県立深谷商業高等学校記念館(大正11年竣工)
県立の木造校舎では、当時の姿のままで現存する唯一の建物で、その姿から
「二層楼」と呼ばれています。
この校舎は、平成23年より保存修理工事が始まり、約2年の歳月を経て当時の
姿に復原されたのです。
外観の色彩は、当時の白黒写真をカラー化する技術を用いたり、外壁の塗料を
剥がして当時の色を調査したところ、この「萌黄(もえぎ)色」である事が判明した
そうで、大正時代には、この感じの外観は、旧松本高校校舎などにも使用されて
おり、当時はちょっとした流行りだったのかも知れません。

↑ 建物の基礎は、レンガなんです。
深谷には当時レンガ工場があり、あの東京駅のレンガも深谷工場で製造された
ものなのですが、普通ならあり得ない「レンガ基礎」というのは、やはり当時から
「深谷=レンガ」という自負があったのでしょうか? 非常に興味深いです。

↑ 今日はちょっとアカデミックな内容でスイマセン・・・

今は「記念館」という名になっていますが、2階には教室もあり、実際に生徒が
授業に使用しているとの事。なんだか羨ましいですね。

↑ 2階の廊下は、このような感じになっています。
同窓会のご協力で、今は夜間ライトアップもされているそうで、ぜひその姿も
見てみたいものです。
深谷というと「深谷ネギ」や「ふっかちゃん」(←ゆるキャラ・・・)が有名ですが、
この「深商記念館」も知名度がアップしてくれたら、と思いまして、今回は珍しく
このような記事を書いてみました。

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